合格体験記 中学受験

広島大学附属中学 広島学院中学 修道中学 早稲田佐賀中学 野田学園医進コース 山口大学附属中学光 合格 Sくん

最後まで諦めない心を持って

僕は入塾した時は中学受験をすることは考えていませんでしたが、高い目標を持って学習に取り組もうと思い中学受験にチャレンジすることにしました。四谷大塚の予習シリーズのテキストを使い塾長の石光先生と木下先生のマンツーマン指導を受けることになりました。算数を主に教えていただきましたが、テキストの問題がとても難しく毎回壁にぶつかり、一問解くのに多くの時間がかかりました。石光先生に中学受験生が受けるテストをたくさん受けるように勧められました。四谷大塚の通信会員になり大きなテストを毎月受け、また結果を石光先生に見てもらっていました。自宅でも四谷大塚のテキストを使って他の受験科目の勉強を行いました。

僕は広島学院のオープンスクールに参加した時、学校の校風が気に入り広島学院を第一志望校と決めました。しかし受けるテストでは合格可能性  20%で、当時は合格できる学力はありませんでした。習い事も続けていたので少ない時間の中で集中して勉強を進める必要がありました。学校が休みの日はほとんどの時間受験勉強に取り組みました。

そして 6 年生になり石光先生のマンツーマン指導で入試まで進んでいくことになりました。夏休みは塾に通う日数を増やして、算数の強化に取り組みました。そして夏休み明けのテストでは自身の最高偏差値を取ることができ、頑張ってよかったなと思いました。

ある日、石光先生が医学部のお話をしてくれました。解剖の授業では死と向き合わなくてはならないことなど聞き、とても感銘を受け医療に関わる仕事につきたいと思うようになりました。新たな目標を持つことで頑張ろうという気持ちがわいてきました。

秋になり入試が近づいてくると、理科の成績が一気に下がってしまいました。すると石光先生が理科もたくさん教えてくれました。ポイントを習い過去問をたくさん解きました。すると自宅で順調に問題が解けるようになりました。そして最後のテストではよい点数を取ることができました。おかげで僕は自信をもって入試を迎えることができました。

1月に入り野田学園と早稲田佐賀の入試を受けました。早稲田佐賀は石光先生とたくさん過去問を解いて試験対策をしました。しかし 2 校の合格発表日はとても緊張しました。結果は合格でした。野田学園は特待生での合格だったので驚きました。僕はここで気を抜くことなく勉強を続けました。山口大学附属光も合格し、いよいよ広島の三連戦が近づいてきました。

修道の入試が終了して僕の目指す広島学院の入試日になりました。僕は他の受験生と共にバスに揺られながら広島学院入試会場に向かいました。直前まで励ましてくれた母と別れ、会場の中に入りました。ものすごいプレッシャーを感じましたが、試験はこれまでの学習の成果を発揮することができました。翌日にあった広島大学附属の入試もしっかりと問題を解くことができました。

広島大学附属の入試のあと web で修道の合格を確認し、合格発表を見るために広島学院に向かいました。向かう途中「合格しているだろうか」などと不安を感じていました。そして合格発表、自分の番号はありました。何度も確認し、ホッとしました。さらに二日後にあった広島大学附属の結果も合格でした。テストでは一度も合格判定が出たことがなかったので僕はびっくりしました。

僕はこの受験を通して学んだことはどんな時でもあきらめずに強い気持ちをもって努力を続けるということです。これから中学受験を始められる人は自分の力を信じ続けてください。そして最後に、いつも温かく指導してくださった石光先生どうもありがとうございました。

Sくんお母さま

中学受験を振り返って

 

息子がライズ学習塾に入ったきっかけですが、実はライズ学習塾とグループ会社である英会話スクールに息子が 4 歳からお世話になっていることによります。塾の評判をいつもうかがっておりました。そして塾長である石光先生は全ての生徒に対して寄り添った指導を行っておられ、また塾の合格実績も素晴らしいなと思っておりましたので5年生になる前のタイミングで入塾しました。

自宅でも塾で使われている予習シリーズのテキストを主に使い学習を進めました。

しかし最初に受けたテストでは算数の偏差値 30 台で、かなり落ち込みました。それから間違えたところを確認し前向きに努力を重ねていきました。しかし今まで小学校で習う範囲の勉強しかしてきていない息子は難解な文章を読んで理解することに相当な時間を要しました。テキストが進まず、息子がもう受験勉強を辞めると言い出すのではないかと心配しておりました。

しかし私達に大きな出来事がありました。それは広島学院のオープンスクールに行ったことです。息子にとって手に届く学校ではありませんでしたが、少人数のグループで先生と生徒さんに学校を案内してもらううちに息子が学校に憧れ、第一志望校として目指す決意をしたのです。そして私もグループを案内してくれた生徒さんと話すうちに、こんな素晴らしい高校生に自分の息子もなって欲しいと息子の成長した姿を思い浮かべ、この学校に息子を通わせたいと心から思ったのです。そして息子と母は同じ目標を持ち共に努力を重ねるようになっていきました。

息子は次第に毎日継続して長時間学習を行えるようになってきました。そして  6  年生になり自分の立ち位置をもっと確認するため広島県の中学受験対象者向けのテストを受けに行くようにしました。最初に受けたテストでは算数と国語で成績優秀者に名前が出て息子はとても喜びました。好成績を取れるとモチベーションアップにつながりますが、もちろんいい時ばかりではありませんでした。むしろ調子がいいのがたまにしかなかったと言えます。本当に山あり谷ありでした。

受験前になって体調管理にはとても気をつかいました。ありがたいことに息子は体調万全で 1 月を迎えることができました。そして広島学院の入試が終わり会場から出てきた息子は納得できた表情をしており、そしてしっかりと前を向いてこちらに来ました。この表情を見て私の伴走の疲れはどこかに飛んでいきました。そして本当に何が起こるかわからない中学受験、息子は全ての受験校に合格をいただくことができました。

受験を振り返ってみて、このような結果を得られたことの一つに初戦で合格をいただけたことではないかと思います。子供にとって不合格は相当なダメージを受けるだろうと思うからです。また野田学園では医進コースの合格を目指していたので合格をいただけて本当に嬉しかったです。

もうひとつは、自分の力でどれだけ問題を解いてきたかだと思います。塾では石光先生が分かっているのかを確認しながら確実に解けるように指導を行ってくださいました。本当にどうしたのだろうと成績が下がった時も石光先生は優しく手を差し伸べてくださり中学受験を途中諦めることなく走り抜くことができました。本当にありがとうございました。日々努力を積み重ね中学受験に挑戦させることができ、親子で本当に良い経験ができたことに感謝申し上げます。