防府商工商業科合格 Iくん
僕は校内推薦に受かることができ、あまり勉強していませんでした。しかし、絶対受かると思っていた推薦入試に落ちてしまい、絶望しました。
僕はその時「これからやっても間に合うわけがない」「もうだめだ」と思い、これから勉強する気持ちになれませんでした。しかし、両親や友達に励まされ、やってやろうという気持ちが沸き上がってきて立ち直ることができました。そこから僕は自分の苦手な教科の問題に積極的に取り組みました。しかし、苦手な問題だけ解いていたら集中が切れてしまうので、ときどき自分の得意な教科の問題を解いたりお菓子を食べたりと、とにかく自分の勉強に集中して取り組むことができるように工夫しました。
また、わからない問題をそのままにせずにしっかり理解することが大切だと気付くことができました。ただ答えを写すだけなら、その時の問題の”答え”が理解できるだけで、問題の”解き方”が理解できているわけではないということに気づくことで、より自分の勉強に磨きがかかっていきました。
3月7日の公立高校入試の一週間前は、とにかく過去問を解くことに集中しました。特に理科や社会は暗記科目なので、繰り返し解いていくことで答え方のパターンがだんだんと理解できてきました。
そうした勉強を続けていくうちに、公立入試前に受けた直前テストでは過去最高点を取ることができました。
そして迎えた公立入試では、「この問題やったことがあるぞ」と感じた問題がたくさんありましたが、難しい問題もたくさんありました。しかし今までの勉強した自分を信じて問題に取り組みました。
家に帰宅して、自己採点をしてみました。すると、直前テストとほぼ同じ点数でした。
そしてついにその努力が実を結び、防府商工の商業科に合格することができました。一度失敗しても、自分が変わるチャンスを無駄にせず勉強を続けると、次の成功につなげることができると思いました。